当院の脈診について
2026/08/10
こんにちは。当院では初診時、四診合参つまり望診(身体の形状、顔色、所作、舌の状態などを診る、要は患者様を眺め、診断する)、聞診(声を聞く、身体から発する匂いなどを診る)、問診(症状、病歴などを聞く)、切診(体表に触れて診察する)を行い、病状を把握します。しかし、最も重視するのは、切診の一つである脈診です。理由は脈状を知ることにより、本当に施術を行なっていいものかどうかを判断がしやすいこと、身体の状態が把握しやすいこと、施術後身体が本当に良くなっていくかどうかつまり、数時間後に身体がどう変化していくかがわかるからです。ところで、当院で一番重視している脈診は脈状診です。脈状診は腕の動脈拍動部に術者の指を当て、脈の波形を感じ取り、身体の様子を伺うものです。健康な脈である平脈以外に29種の病脈があるようです。これらの中で特に要注意なのが、弦脈、数脈、伏脈の三つです。弦脈は琴の弦を弾くが如しと言われ、細くピンと張られた糸のような脈で長い(寸、関、尺にわたる)脈です。大体、痛みの脈として捉えられ、当院に痛みの症状で来られる方のほとんどの現れます。これ以外にも、重篤な消耗疾患にもまたよく現れるのが特徴です。施術を行い、この脈が緩めば、一応効果があったと判断します。もう一つの数脈は、わかりやすくいえば、脈拍数の多いものです。発熱の時によく現れるのですが、容態が急変する、或いは悪化した時にもよく観察されます。そして最後は伏脈と呼ばれるものです。これは極端な痛みの時、極度のストレスを自覚した時に現れるものです。一見、健康そうな脈なのですが、患者様の症状や触診に対する反応が健康なものと程遠いことが多いです。例えば、脈は良くなっているのに痛みがとれないことが多いです。初期のヘルペスの痛みの時などによく現れます。特に伏脈の場合は、脈診を何十年もやっているプロでもコロっと騙されることがあります。これは脈状診で診る場合の注意点です。また別に六部定位診があり、これは手首の動脈拍動部位を手の横紋の下から順に寸、関、尺に分け各臓腑を配当し、これらの状態を見ます。大体どこが強く、或いは弱く脈打っているかを診るものです。脈診をすると標榜している鍼灸院さんのほとんどがこの六部定位診を行なっています。当院ではこれ以外にも、胃の気の脈診(北辰会で使われる)です。これは大体、重症な患者様を診る時に施術できるかどうかの見きわめに用います。最後にご紹介するのが奇経八脈診(九道の脈)です。これも応用範囲が広く、臓腑の異常或いは身体の形態異常の発見にも役立ちます。四診合参と脈診の4種で当院は施術を行なっております。この方法が患者様の状態がより把握しやすいからです。以上が当院で行う脈診です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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高見鍼灸整骨院
住所 : 大阪府和泉市のぞみ野1丁目1−12
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