何もできない苛立ち(肝が原因の場合)

こんにちは。今回も不眠です。肝が原因の不眠です。これはとても特徴的です。夜、用事を片付けたり、仕事をしていたり、読書などをしていて、睡魔に襲われるので、灯りを消して就寝すると急に目が冴え始め、起きて何かしようと、再び電気をつけると強い眠気に襲われる、これを一晩中、何度も繰り返し結局朝方に寝たという経験はありませんか？私は10〜20代前半によく経験しました。眠れない、さりとて大好きな読書をしようとすると猛烈な眠気を自覚する、なんとも言えない苛立ちを覚えながら、仕方なくベッドで横になっているうちに眠ってしまう、或は目はつぶっているものの意識がなんとなくありつつ、朝を迎えたりしました。たとえ寝たとしても、寝たり起きたりを繰り返すため睡眠時間は短いのでなんとなく気だるくスッキリしない…といった症状によく悩まされたものです。この原因は肝を損なうストレスです。多忙であったり、気にかかることが多い、人間関係で悩む、進学や就職、或は将来に関わることなどの精神的抑うつでストレスを感じ始めた時に多いようです。施術の流れとしては肝を整える、不眠以外の症状で肝鬱で熱が体に篭ったりすればこれを除去する、肝と胃腸のバランスが悪くて下痢や便秘、食欲不振、或は食欲亢進、逆流性食道炎などの症状があれば、これらを収めるなどの施術を各々、行ないます。