血圧の調整(高血圧と低血圧、或は施術の流れ篇)
2025/06/18
こんにちは。昨日の続きです。高血圧のもう一つの原因は加齢や過労、寝不足などから引き起こされる腎陰(腎精)の不足です。これも血の材料となるものですから、不足するとやはり産生が遅れがちになります。以下は脾胃の弱りで発症する高血圧と同じ過程を経ることになります。つまり血の産生の遅れが身体全体の血不足となり、これが肝血不足を生じ、このままでは脳の血が不足を生むので血圧を上げることになるのです。あと低血圧ですが最近ではあまり遭遇することが少ないですが、肝の働きが悪いか、疲労や胃腸の弱りが原因だということで、症状を消失させた記憶しかないのです。いずれにせよ、鍼灸で身体全体を調整すると血圧は整います。但し、高血圧と気づかれない方などは脈診をしてこれの脈が現れているか確認し、施術を行うことがあります。この流れとしては食べ過ぎ、飲み過ぎの場合は脾胃の調整と血を補うようにします。飲み過ぎが酷い場合はアルコール除去の施術も行います。加齢や疲労、寝不足の場合から起こる腎精の不足の患者様には、まず睡眠時間の確保をお勧めしています。これがとても重要でどんなに効果のある施術を行ったとしても、循環器疾患などを発症する場合があります。腎精の不足はここを補う施術を行います。低血圧についてはまだまだ臨床を積み重ねてご報告したいと思います。最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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高見鍼灸整骨院
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