リウマチ、この厄介なるもの（４）

こんにちは。前回は発症原因の残りについてお話ししました。リウマチで厄介だと思われる事に痛みや関節の変形だけでなく、病院の検査に出ないものがあります。実はこれはドクターの中でも意見が割れているようで検査結果に出ないとリウマチではないとする方もいる一方でいや、数値に出ないものもあるという方(リウマチ専門のドクターに多いように思われます)の2派に分かれるようです。私は後者の説を取ります。実際に何十年か前に朝、手がこわばると何人かの方にご相談を受けました。いずれの方も検査結果は異常なしと言われたとの返事でした。そのうちの1人は先の症状以外に人差し指のMP関節が痛んできたと訴えられました。脈診するとリウマチでした。何年間か通院して(一週間に一度、三年目くらいから二週間に一度)、脈が整ったので施術を終了しました。あれから十年以上は経ちますが発症したとの連絡はありません。この方以外の方も症状が取れたのはいうまでもありません。