尿管結石
2025/11/01
こんにちは。尿管に砂石が詰まることによる強い痛みを自覚することがあります。これは尿管結石と呼ばれ、排尿時にも痛みがあります。これは砂石ができると慢性的に、或いは周期的に発作が起こります。鍼灸では淋病の一種とされ、石淋、砂淋と呼ばれます。尿中に砂石が混じって排出されるからで、この時に痛みが消失する方も多いです。それまでがとても痛んで苦しまれる方も多いです。繰り返しになりますが、排尿時に突然、小便が中断する、尿道の疼痛、排尿困難が淋病の主な症状です。当院でよく遭遇するのは主に湿熱による尿管結石でした。この湿熱の生じる原因は肉類、味の濃いもの、油っこい食べ物などを好んで食べることが多い、習慣的にお酒をよく飲むなどです。当院でも数人この病気で来院され、遭遇しました。男性が4人、女性が1人でした。男性はいずれも30〜40代、うち3人は油っこい物、肉類の摂取過多、1人はお酒の飲み過ぎでした。
十数年前に40代前半の男性は腰痛で通院されていましたが、ある時、苦笑いしながら「尿管結石になってしまった。先生、治せる?」と言うので、以前にも40代後半の男性を2回ほど診て消失させたのを思い出し、「やってみようか。」とこの方の2回くらい日を空けて施術を行いました。2回目の施術後、二、三日してから来院され、「先生、石が出た。剣みたいに細長いやつやった。横になって尿管にひっ掛かったら、痛かったやろうけど、縦に出てくれたから痛みなく出たよ。」と大変喜ばれていました。以後、この方は尿管結石では来院されていません。
施術の流れとしては湿熱を下します。2〜3回の施術で結石が尿とともに排出されてしまいます。また、施術で結石は上記の臨床例のように痛まないように位置を変えさせたり、石の角が丸くなって排出しやすいようにできます。あと付け加えるならばコラムでは尿管結石の薬を服用しながら、施術を行うと記載していますが、服用せずとも施術できます。また、コラムとは異なりますが、これは鍼の施術になります。接触鍼、脈診低周波では施術不可です。以上です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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高見鍼灸整骨院
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