食べ過ぎ
2025/10/27
こんばんは。朝晩が冷えて暖かいものが食べたくなる。寒い日はお鍋なんて最高ですね。特にお鍋はついつい食べ過ぎてしまうことが多いでしょう。空気が冷えてくると身体がカロリーを消耗するため、食欲が出てくる、おまけに空気が乾燥してくるので胃腸が働きやすくなり、空腹を覚える(鍼灸では腸は特に乾燥を好むとしている)、さらに運動するには今はちょうどいい気候だから、スポーツをして結局腹が減る、といった具合でつい食べ過ぎてしまう人もいるでしょう。
食べ過ぎの人にはいくつか特徴があります。一つ目は体質ですが、胃腸の丈夫なことです。胃腸が丈夫かそうでないかの見極め方の一つに魚介類、特にお刺身などが好むか好まないかにあります。好む方は基本胃腸が丈夫です。また好き嫌いが少ないのも特徴です。理由は胃腸が丈夫だと魚介類の匂いが気にならないし、お刺身の生臭さも感じにくい(胃腸の弱い方は魚介類の匂いがダメだけでなく、匂いの強い食べ物は基本受け付けられない)、消化能力が高いため、野菜なども苦にせず(一説によると人の食べ物の好き嫌いは、目でその食べ物を見て、腸が消化しやすいか、しにくいかを判断し、しやすいと判断したなら、好んで食べるらしい。子供が野菜嫌いが多いのは消化能力が弱いので、腸が嫌がるからしい)、食べれることが多いようです。
身体的特徴もあります。わりとぽっちゃりした体型の方が多いです。一般論ですが、女性だと基本、乳房が大きくなることが多いです。これには理由があり、鍼灸的な説明をすると、人の乳の辺りに胃の経絡が通過しています。胃が丈夫だと経絡期血が豊かになるので乳房が大きくなるのだということです。胃が丈夫だと体も丈夫な方で声も比較的大きい方も多いようです。先ほどぽっちゃり体型だと言いましたが、西洋医学的には脂肪が多いということなのでしょうが、鍼灸では湿痰(湿気と痰、脂肪も痰とする)が多いと判断します。この湿痰の多い既婚女性は妊娠しにくいか、不妊症になりやすいです。
さて、食べ過ぎに絡めて色々語ってきましたが、なぜ、食べ過ぎてしまうかというと、鍼灸的には胃に熱が沸きやすいこと、このために消化が良すぎて食事量がさらに多くなるために胃が大きくなってしまっているからです。胃熱が溜まりすぎると糖尿病にもなりますし、便秘がちになります。また、頭や肩には胃腸関連の経絡が走行しているために、頭痛、肩凝りも生じやすいのです。この食べ過ぎの方の施術は、胃熱をとる、またストレスをとる(ストレスで肝が高ぶり、胃液がよく出るらしい、鍼灸的には)ことになります。養生法としては食べ過ぎないで腹八分目にしてもらうこと、香辛料を控えてもらうことです。以上です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------
高見鍼灸整骨院
住所 : 大阪府和泉市のぞみ野1丁目1−12
電話番号 : 
0725-57-5588
大阪で頭痛緩和をサポート
大阪で健康な暮らしをサポート
----------------------------------------------------------------------
 
 
				