夏太り
2025/09/08
今年の夏に太ってしまい、ダイエットをしている、あるいは食欲がないのに体重が落ちないとお悩みの方も多いでしょう。いや、かえって太ってしまった、という方もおられるでしょう。一般的にはクーラーで冷えることにより起こる血行不良に加えて夏は代謝が悪くなりやすいのが原因とされています。鍼灸の視点では、夏に水分を摂取しすぎた結果、胃腸が弱ってきます。鍼灸では水分代謝は肺、胃腸、腎の共同作業としていますので、胃腸が弱れば、当然、水分代謝が悪くなります。また、胃腸が弱れば、他の臓腑にも影響が出始め、他の代謝も悪くなり老廃物も溜まりやすくなります。この水分や老廃物は鍼灸においては湿痰と言います。これが増加すると大体、人は肥満になります。例えば、女性で肥えており、肌がスベスベで光っている方がいますが、あれこそ、湿痰が溜まっている典型的なものといえます。ですから理論上、この湿痰を取り除けば、痩せます。施術としては、まず、胃腸を整え、水分代謝を良くします。尿量、大便、発汗を増やすようにも施術を行います。これらが増加すれば、湿痰はかなり除去されたといえます。食養生も欠かせません。できるだけ油っこいもの、肉類、刺身などの生もの、アイスなどは避けてください。これら湿痰のもととなります。以上です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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高見鍼灸整骨院
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