記憶力低下(健忘)
2025/07/30
こんにちは。「何かしようとして何をしたいんだったか忘れてしまった」とか「顔は覚えているのに名前を忘れてしまった」など最近、よくありませんか?ボケたのではなく体調不良で起こる現象なのです。無論、正真正銘のボケもありますが。でも大抵は先に述べたものが多いです。この記憶力低下(健忘)には五臓の内の心、脾(胃腸の総称)、腎の三臓が密接に関わります。まず心ですが、五行では火に象られ、その象徴作用の一つは照らすこと、もう一つは温めることです。鍼灸では心は神を蔵すとも言われ、認識力のもととされています。つまり、人は心の火で物事を照らして認識するとしているのです。また、脾(胃腸の総称)は思考力と暗記力を司ります。さらに腎は脳と直結し、腎精で脳を養っているのです。腎が弱ると腎精が脳を補うことが出来にくくなるので集中力が落ち、頭の回転が悪くなります。あと多忙な人に多く見られるのがさっきまで覚えていたのに一瞬で忘れてしまったということもあります。これは肝の異常です。このブログでも何度も出てきた肝鬱です。身体がこの状態になると、忘れっぽくなります。
話は変わりますが、特に先ほど述べた、脾の弱りは最後の夏休みの受験生にとってはたまらない辛さになります。私事で恐縮ですが、高三の時、世界史の教科書を開いて暗記しようとしたのですが、目には教科書や資料の文字が写るものの、少しも内容が入ってこない、暗記もできない状態になったことがあります。脾が弱り、思考力が低下し、暗記ができなくなっていたのです。たった2ページを読んで理解し暗記するのに3時間もかかり、無駄にして悔しい思いをしました。もし、これに似たご経験された方は頭ではなく身体が悪いのだとお考えください。そして、当院の施術を受けてみてください。また、受験生をお持ちの親御様でうちの子は勉強に集中しないのだろう
と嘆かれている方もおられるかと思います。ひょっとしたらウチの子は胃腸が悪いのではと疑ってみて下さい。当院の施術で勉強がはかどるのをお手伝いできれば、とても嬉しく思います。さて施術は脈診で、心、肝、脾、腎のいずれが原因であるかを究明し、各々の臓を整えます。以上となります。最後までお読み下さりありがとうございました。
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高見鍼灸整骨院
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