梅雨の体調管理

こんばんは。本日、九州地方が梅雨に入ったそうです。さて、梅雨の時にはどのような健康管理をしたら良いでしょうか。まず今もそうですが、朝、昼、夕方の極端な温度差、そして天候に注意してください。まず、温度差です。本ブログで何度も言及していますが、肝鬱を引き起こします。これになると、気分がすぐれない、やる気が出ない、倦怠感、眠気が出て仕方がない(そのくせ、いざ寝ると眠れない)などの自律神経失調症ともとれる症状が出ます。あと忘れてはならないのが、風邪をひきやすくなることです。温度差でも、肝鬱(この場合は、鍼灸では気の働きが悪くなるため、あるいは西洋医学的には免疫機能が低下すると考えて下さい)でも風邪をひきやすいのです。また、天候においても雨天が多くなりますので、やはり前記の肝鬱が出やすくなり、同様の症状が現れます。また、曇天も多いため湿気が多くなり、これが身体が重い、胃腸が弱る、鬱症状の悪化の原因になります。次にこれらの対策ですが、一にも二にも運動です。身体を動かすことにより、肝鬱を防ぐ事ができます。また、運動して発汗することで体内の湿気の蓄積を防ぐことができ、先の症状の改善に繋がります。さらに刺身、生野菜などの摂取を減らすことです。これらのナマモノは体内で湿気になりやすいです(特に曇天、雨天の時は)。外気の湿気が脾(消化器官の総称)の弱りを発生させやすいので、湿気が多いお食べ物(お菓子、脂っこいもの、ナマモノ)を食べる時はあらかじめ、よく運動することです。鬱の方は無理せず、頑張らないようにして下さい。頑張って疲れてそうなっていますから。鬱でなくマイナスのこと考えがちな方は運動のみならず趣味、仕事に没頭することをお勧めします。これが梅雨の体調管理となります。最後までお読みくださりありがとうございました。