食欲不振
2025/10/28
こんにちは。昨日とは真逆の話となります。食欲不振になりやすい人は、基本、胃腸の弱い方です。好物以外の食べ物には執着はない方も多く、極端なのは好き嫌いがないかわりに一日一食そうしないと調子が悪くなる方もおられました。わりと好き嫌いの激しい方が多いです。上記の方のような方もおられますが、昨日のブログにも書きました通り好き嫌いは体質にもよるようです。胃腸の弱い方は強い匂いのものは好みません。また、腹痛、下痢にもなりやすいです。あと食欲不振の原因は体質以外には、ストレス、身体に強い痛み、または体調不良がある、食べ過ぎて胃腸が弱る場合などでしょうか。食べ物を嘔吐する場合は、腸というより胃が弱ってなるようです。鍼灸では胃は受納と和降が機能とされ、これらのうちの前者の受納作用が弱り、あるいは臓腑のアンバランスにより、食物を収めることできずに嘔吐が起こるのだとしています。
さて、ストレスがかかると食欲が増す人と食欲が減退する人がありますが、この違いを鍼灸的に解析してみましょう。ストレスがかかると肝が高ぶります。肝が高ぶると胃腸に影響を与えます。胃に主に影響すると胃が活発に働きます。結果、受納作用が高まりたくさん食べれるようになります。逆に腸に肝が働きかけますと腸の働きが悪くなり、食べれなくなるわけです。普段でも腸の弱い方は空腹を覚えることが少なく、食欲もさほどあるわけではないが、食べたら食べれると言ったによく遭遇しました。ストレスによる胃腸の影響は最後にはどちらも食べれなくなります。中医学でいう肝胃不和、肝脾不和の証がこれらにあたります。これらは生理中の女性にも多くみられ、甘いもの多く食べてしまうことが特徴です。
身体に痛み(頭痛、肩凝り、腰痛など)を自覚するときや、体調不良が原因のときもあまり食欲が湧きません。体を休めるのを本能が優先するためでしょう。
施術でありますが、胃腸の弱い人の場合は体質の改善と胃腸を整えます。食べ過ぎによる胃腸の弱りは食べ過ぎないことと、脂っいものや肉類を避け、あっさりした物、たとえばお粥などを食べることを推奨します。この養生法と、胃腸を整える施術を行います。ストレスの場合は肝を治め、胃腸の弱りがあれば胃腸を整えます。最後の身体の痛みや体調不良は、痛む部分の寛解あるいは消失目的の、身体の不調を整える目的で施術を行います。以上です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------
高見鍼灸整骨院
住所 : 大阪府和泉市のぞみ野1丁目1−12
電話番号 :
0725-57-5588
大阪で頭痛緩和をサポート
大阪で腰痛改善をサポート
大阪で健康な暮らしをサポート
----------------------------------------------------------------------