リウマチ、この厄介なるもの(2)
2025/04/29
こんにちは。前回の続きです。西洋医学では遺伝が原因であると言ってるけど関係ないの、と言われそうですが、いえ、大いにあります。遺伝的素因のある方は前回の原因がある状況ではたちまちに発症することがあります。それに関連していや、論理の飛躍かもしれませんが(発症しやすいと言うことと、遺伝的素因のある方とリウマチの方が鉢合わせすると感染したように前者がリウマチになる)、臨床上、珍しい例に遭遇したことを挙げます。関節が赤く腫脹して来院された方がいました。年齢は60代の女性で大変お困りでした。脈診するとリウマチの脈が現れていたので施術をするとすぐに痛みがひき、良くなった喜ばれ、帰られました。ですが隣に居た別の女性が遺伝的素因をお持ちの方でリウマチの症状を発症した方がいました。この方はこの時全くリウマチの症状はなかったのです。この経験は2回くらいありましたので、以降、リウマチの素因のある方々はリウマチの発症した方と隣り合わせにならぬようしました。ちなみにこの隣の方もすぐに症状は消えましたが。伝統鍼灸ではリウマチに罹患しやすい体質の人は血の薄い人であるとしています。こう考えるとこの病気が女性に多いのも頷けます。女性は毎月、生理があり、経血を排出し、血が不足しがちだからです。その隙間に風湿が入り込み長く居座ると熱化してリウマチを発症させるのです。ですので、リウマチの施術をして、ある程度症状が収まってきたら血を補う施術をします。
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高見鍼灸整骨院
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