膝痛の研究(1)
2025/04/21
こんばんは。当院では伝統鍼灸の臓腑経絡理論を用いて日々、施術に励んでいますが、少し経絡の事について触れておきたいと思います。単純に我々、鍼灸師は経絡、経絡と呼んでいますが、経絡とは何かというと以前にも血管と神経を合わせたようなもので臓腑から出ており、身体中に張り巡らされている、と書いたと思います。さて、経絡に種類があり、経脈、経別、経筋、絡脈の四つに分かれます。まず、経脈ですが、身体の内部も走行していますが、体表にも出て、一般的に経穴がその上に分布しています。我々が使うツボは経脈にあるといえるでしょう。この経脈の分枝に経別があり、これは胸腹部に分布し、表裏関係にある臓腑に接続します(例えば、心と小腸、肺と大腸などなど)。そして経筋、これは体表の筋肉系統を指し、四肢末端から求心的に走行して経脈上の経穴で交差しています。最後の絡脈は膝や肘で経脈より分かれ身体の体表部分に分布して、大小があり、大なるものは大絡といい、表裏の陽経と陰経を接続します。小なるものは孫絡といい、網目状に分布し組織を栄養します。これが各臓腑に一本ずつあり、全部で十二本の経絡となります。ところで、膝痛ですが1)経絡、経筋病、2)臓腑病、3)痺病、4)疲労によるものが当院で多く遭遇するものです。各々、以下に説明します。
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高見鍼灸整骨院
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