高見鍼灸整骨院

疲労回復と鍼灸(3)

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疲労回復と鍼灸(3)

疲労回復と鍼灸(3)

2025/04/01

では、肝鬱による疲労にどんな症状が現れるかというと、精神的に落ち込みやすい、イライラする、感情の起伏が激しい、疲れやすい、考えがまとまらない、将来のことを悲観する、頭痛(頭頂部、或いは側頭部が痛む)、夢を見てぐっすり眠れない(リアルな夢を見て、寝ているか起きているかが分からない)、のぼせて顔が赤くなる、朝が起きにくいなど(もし、これ以外の症状があれば、お気軽にお尋ねください)があります。なぜこれらの症状が起きるかというと、以前のブログにも書きましたが、身体のそこここで、気滞、気虚を肝鬱は起こします。また、気滞の部分は熱を持ち、気虚の部分は冷えます。ですから、例えば肝鬱で気が上半身に鬱滞すると(肝気は上昇する性質があり、こうなると気が下半身に降りない)、それで気が不足し、下半身が冷えると鍼灸では解釈します。また、気滞、気虚は機能低下を起こします(気滞は機能亢進する場合もある、鬱滞するとそこに熱を持つため)ので、身体のだるさを自覚しやすくなります。軽い肝鬱なら運動すると気の巡りが良くなり、気滞が取れて、身体が楽になる場合があります。例えば、ウォーキングをしただけで倦怠感が取れたりします。鍼灸の肝鬱の対処は肝の亢ぶりを抑制する、もう少し判りやすくいうと、肝の緊張を緩めるために肝気を引き下ろす、肝の血を補う(臓にはそれぞれ血を補う固有のツボがあり、肝の経絡にもある)と気滞が解け、そして気の流れが正常になります。こうなると、精神的にリラックスするだけでなく、身体も楽になります。また、眠気も催すので、針を打った途端に寝てしまう方がおられます。こういう方は施術が終了すると熟睡したかのようにスッキリ感が得られることが多いです。逆に鍼をしても眠くならない場合は、重症の方が多いため、症状が寛解、消失するまでには時間がかかります。

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高見鍼灸整骨院
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