花粉症と風邪は併発する

こんにちは。前回の続きです。春先から夏にかけての花粉症には裏の顔があります。それが先に述べた風邪です。花粉症のつもりでクリニックに受診すると、意外や以外、風邪と診断された、あるいはその逆で風邪かと思っていたら、花粉症とドクターに言われた方々はおられませんか？あるいは花粉症なのか、風邪なのか判別つき難くて迷われた方もいるかもしれません。こんな事を言うのはそんな方々が当院にも良くいらっしゃるからです。この理由は花粉症と風邪を併発する方がいるからです。当院で花粉症の施術をして症状を改善させ、脈診をすると浮緊(風邪の脈)が現れて風邪症状が強く出てくる時があります。これは肝鬱で身体に気滞と気虚ができ、後者の方に風邪が侵入するのです。だから、花粉症の施術を行うと、風邪が取り残されるためこの症状が出てくるのです。当院ではこう言うわけで花粉症を起こす肝をおさめると共に風邪の施術も合わせて行っています。