高見鍼灸整骨院

リウマチ、この厄介なるもの(6)

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リウマチには遊走性の痛みがあり、根気良く施術を受ける

リウマチには遊走性の痛みがあり、根気良く施術を受ける

2025/05/12

こんばんは。手前味噌な例ですが、身内でリウマチを発症したものがおり、発熱と痛みが消失するまで半年以上もかかりました。発熱、痛みが消失してから後も五ヶ月くらいは疲れやすい、倦怠感を自覚し、普段の生活をするのがやっとでした。発症当時は、右手関節が発赤、腫脹したのですが、翌日には右手全体が腫れあがり、施術を行うとそこの部分は痛みと腫れは取れるのですが、今度は左膝が腫れて来ると言ったあんばいで病が長引き、以後は39度の発熱と遊走性の痛みで半年間伏せっておりました。この時は1日に朝夕に施術を行いました。そして、ようやく消失しました。リウマチの厄介な性質は、この遊走性の痛みとまた、痛みがある場所に留まる場合には一定期間、発赤、腫脹がひどくなり、場合によっては変形することです。また、痛みだけでも辛いのにそれだけでは済まず精神的にもダメージを与えることでもあります。何故なら、痛みが移動するため、先の痛みが薬などを服用したりして消失したのを喜んだ束の間、別のところに痛みが出現し、これを繰り返すことでいつ治るのだろうと不安感が強くなるからです。当院でも根気よくそういった患者様を励まし、施術を行ってまいりました。それはだいたい四診合参で痛みを消失することが可能であることが分かっているからです。ところでこの遊走性の痛みはリウマチの原因である風湿で説明出来ます。風湿は風邪と湿気の合わさったものです。自然界の風はあちらこちらと向きを変えて移動します。逆に湿気は粘り気がありますので取りもちのように、様々なところにくっつきます。イメージしてください、粘り気のあるベトベトしたものが風に飛ばされてそこここに場所を変えて、飛ばされる様を。このように日常の現象で複雑な仕組みを説明することを東洋医学では取類比象といいます。臨床上でもこのような説明をさせていただいております。

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高見鍼灸整骨院
住所 : 大阪府和泉市のぞみ野1丁目1−12
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